セイブ・ザ・ラスト・ダンス(ちょっとだけネタバレ)
こんばんは、TTpです。
本日のエセ映画レビューは「セイブ・ザ・ラストダンス」です。(公式HPはなさげ)
この映画の存在自体全く知らなかったのですが、TTpが毎日訪問してる「tosiブロ 物欲優等生」でtosiさんが書いてる記事読んで思いっきり観たくなり、探しに探しまくってやっとみることが出来ました。
これってダンスよりも人種間の問題だったり親子の愛情や絆だったりの方が主題なんじゃないかなぁ。
主人公のサラ(ジュリア・スタイルズ)や周りの子達もとっても等身大の「高校生」してて大人ぶってるけど
子供な部分や、本当に必要とする人が出来ていく過程なんか観ていると過去にもしかすると自分にもあったんかな、って気分でこそばゆかったり懐かしかったり。。。。
「ママに会いたい・・・」って泣くシーンは子供ならではの仕草で胸に迫ります。
途中で踊るシーンが結構出てくるけど、サラあんまりダンス上手じゃなくって「どうかなぁ。。」って思ってたのですが、多分ありゃワザとなんでしょうね。
「とっても上手!」ではありませんが、前半の下手っぴぶりからするとかなりの上達でラストのシーンはなかなか素晴らしいですよ。
アメリカでのマイノリティーは有色人種(特に黒人の方々)で常に映画などでも差別される側ですが
この映画では「差別」を逆手にとってます。
「お前は重油の中のミルクだ。決して俺たちと混ざることは無い」
このセリフは強烈。
本年度アカデミー作品賞を受賞した「クラッシュ」を思い出しました。あれも全編が強烈です。
日本は単一民族国家なので人種間差別はあまり表立ってませんが、きっとアメリカのような問題がすぐに訪れることでしょう。(単一民族だから余計に)
そんな時にこういう映画見たことを忘れずにいたいなと思います。
あ、何だか映画の主題からかなりはずれてしまいました。
使ってる音楽とかもなかなかよろしいので音楽好きで未見の方は一度どうぞ。
株式会社EMC設計
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