キンキーブーツ
こんばんは、TTpです。
つい最近、友人がイギリスに留学したんでイギリスネタです。
本日のエセ映画レビューは「キンキーブーツ」
主人公はさえない靴工場の跡取りチャーリー。これがまた本当に情けないダメダメ君です。
気の強い婚約者(彼女久々に「へちゃむくれ」という単語を思い出させますw)に押されっぱなしで、いつも「What's can I do?」って言うだけ。
でもそんなチャーリーが倒産寸前の工場を立て直すべく奮起して「ドラッグクィーン」用のブーツを開発していく物語(実話だそうです)。
なんといってもこの映画、ドラッグクィーンのローラ(キウェテル・イジョフォー)が素晴らしいですねぇ。
皆に差別されてトイレに閉じこもったり、靴の材料の廃棄場所で「私はこの屑と一緒なの、この場所が落ち着くのよ」なんて、とってもナイーブでやさしい。
その癖「セックスは痛みよ!!!」なんて叫んだり。
このシーンは工場の超保守的ヤローとのアームレスリング対決。
このシーンの後もローラの素晴らしさが全開です。
多分イギリスじゃなくてハリウッドで作ったらもっと派手で大げさな音楽にダンスで彩られたと思うのですが、これは実話の元になったイギリスで作って本当に正解の映画です。
派手さはないけれど、人間性をとても丁寧に描いています。
決してお腹を抱えて大笑いする映画じゃないけど、「リトル・ダンサー」が好きな人ならきっと気に入るはず。
ほっと一息つきたい時にどうぞ。
株式会社EMC設計
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