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2011年03月27日

大阪市 Laicaさんオーディオルーム完成です

hiroshiです。

EMC設計HPのインフォメーションでもお知らせいたしましたが、一定期間EMC設計の全売上金の一部を日本赤十字社に寄付し、関東東北大震災の復興支援に協力させていただきます。
全国のオーディオビジュアルファンの皆様と共に、被災された方々の支援と、日本の復興を盛り上げて参りたいと思います。

そうは言いながらも、寄る年波のせいなのか、ギックリ腰寸前の体調になってしまいましたので、この数日は作業を控えています。
昨日は、岐阜県岐阜市のN様宅にEMC電源工事の下見に伺う予定でしたが、この腰痛のために延期をお願いしてしまいました。
N様、本当に申し訳ありませんでした。
近日中に必ず伺いますので、その際にはよろしくお願いいたします。

先日、大阪府大阪市阿倍野区のLaica様オーディオルームが完成いたしました!
オーディオ機器の設置前に撮影して参りましたので、是非ご覧ください。

IMG_2380_R.JPG

オーディオルーム正面側で、照明を全て点灯した画像です。
正面壁と天井は、定在波防止のために角度が付いています。
非常に印象的なデザインにもなっており、素敵なオーディオルームになりました。

赤く見える部分は吸音部で、サランネットで仕上げています。
床の表面材はカリン、壁は栗の無垢板を使用、2重の防音扉を開けてオーディオルームに入ります。
美しい響きと適度な吸音を計算したオーディオルームです。

IMG_2382_R.JPG

天井部のトラフ蛍光灯を消して、正面の間接照明を点灯した画像です。
Laicaさんは、JBLの名機「4343」(初期型アルニコマグネットモデル)を使用されます。
このオーディオルーム正面で、最高の音を奏でてくれることでしょう。

IMG_2437_R.JPG

オーディオルーム背面側画像です。
ソフトラックと本棚を造り付けました。
また、そのラック奥も吸音部となります。

背面上部の左右にある四角い開口部は、このオーディオルーム最大のポイントです!

「防音」と「良音」、限られたエアボリュームの中で、この難題を両立させるのは簡単ではありませんでしたが、EMC設計のオーディオルーム設計は、この問題を解決します。

最高の電源、最高の床壁、最高の音響設計
Laicaさんも、完成前からすでに大満足のご様子!

「大工さんの技術も凄いのがよく判りましたよ。部屋を造ってもらって本当に良かった!」 By 大阪市阿倍野区 Laicaさん

画像右上にはEMCdesignSP分電盤を配置。
12回路という贅沢な仕様で、最高級グレードのTIブレーカーを使用しています。
多数のハイエンド機器をお持ちのLaicaさんですので、多数のコンセントをご要望でした。

IMG_2444_R.JPG

オーディオルーム内に設置しましたので、ホワイトモデルを選択致しました。

今後、お引越しが完了し、全ての機器が導入された際には、どのような再生になるのか、Liacaさんだけでなく、私たちEMC設計スタッフも心から楽しみにしています。

「この部屋でベルテックも聴いてみたいなあ」 By 大阪市阿倍野区 Laicaさん

了解しました!
次回訪問時には、様々なオモチャを持ち込んで遊ばせてくださいね。

Laicaさん、ご新居の完成、おめでとうございました!
今後もEMC設計をよろしくお願いいたします。

株式会社EMC設計
http://emc-design.jp

2011年03月15日

今、我々にできること

EMC設計HPをご覧の皆様

EMC設計 代表 鈴木 洋と申します。

私どもの仕事は、主にオーディオビジュアル専門の電源工事やインストールなどを行っています。

この度の、未曽有の大災害に直面し、心を痛めるばかりでほとんど何も行動をおこせずにいます。
もちろん、今の段階で、むやみに救援に向かうことは、災害現地に混乱を招く結果になる可能性も高く、現段階の救助活動は、統制された関係各位にお任せするしかないと思います。

今の段階で、直接被災していない私たちができることを、各自が真剣に考えていただきたい。

様々な方法があると思います。

救援募金
物資提供
節電、省エネ活動

祈りに添えて、自分以外の「人」の為に動くことが出来るのは、やはり「人」であると考えます。

活動の規模に大小はありません。
今、動くことが何より大切です。

このブログを見ることが可能な多数の皆様。
どうか、私と一緒に、「人」の為に動いてください。

今の惨状がどれほど続くのか、現段階では見当もつきません。
今の惨状下で出来うることを、各自考えて動いてください。

今の惨状を脱し、我々が被災者に直接触れることの出来る状態になれば、またその際に出来うる行動を考えましょう。

オーディオビジュアルは、趣味の世界です。
これがなくとも、「人」は生きていけます。
ですが、私どもがEMC設計である以上、EMC設計に出来うる、EMC設計にしかできない行動をしていきます。

「人」に感動や勇気、元気を与えてくれるのが趣味であり、芸術だと考えます。
被災された膨大な数の方々に、自分たちが生き残った意味や、これから生きていく希望の僅かな補助にでもなれるよう、全力で取り組む所存です。

「人」、みんなで一緒にがんばろう!

株式会社EMC設計
代表取締役 鈴木 洋

2011年03月12日

東北地方太平洋沖地震のお見舞い

東北地方太平洋沖地震で被災された皆様及びにご家族皆様
被災地の皆様

こんな大災害時に何もできない自分が大変もどかしく、胸が苦しいのですが、この大変な被害が少しでも改善することを祈ります。

昨日の地震時、私は大阪に出張していましたので、地震の影響はありませんでしたが、まさかこれほどの大災害になっているとは知り得ませんでした。
EMC設計のある、愛知県豊橋市でも、ほとんど影響はなかったとの事ですが、まだ日本中で大きな余震や津波があるようですので、最大限の注意を払い、この局面を無事に、もしくは最小限の被害で乗り切っていただきたいと思います。

株式会社EMC設計
代表取締役 鈴木 洋

2011年03月08日

大先輩の訃報

hiroshiです。

EMC設計の仕事を始めて、もうすぐ6年になります。
その間、日々の忙しさを理由にただの一度も伺うことなく、私の大切な大先輩が逝ってしまいました。

鈴木 正士 さん

元F-1ドライバー、鈴木亜久里さんのお父様。
私はずっと、「おやっさん」の愛称でお付き合いをさせていただきました。
ご近所からは「亜久里パパ」。

知り合ったのは10年以上前。
地元で水上バイクで遊んでいた私に、声を掛けて下さいました。
彼はその時、カナダ ボンバルディア社の水上バイク、「SEA DOO」の環太平洋地域エンジニアをされていました。

「おまえ、もっと面白い世界を教えてやるよ(笑)」 By おやっさん(鈴木正士さん)

それからというもの、水上バイクのみならず、人生の楽しさや難しさを、全身を使って私に教えて下さいました。
本当に毎日毎日、いろんなお話をして、いろんな事を教えて頂きました。

父上はフランス人、母上は日本人のハーフであり、外見は見事に外国人。
一見しただけでは、確実に敬遠したくなるような厳つい表情。
でも、近くでその表情を窺うと、瞳はどこまでも透き通った綺麗なブラウンで、いつもの短パンビーチサンダル姿は、まるでモナコの海岸を散歩する富豪のよう。

激動の時代を、外国人の顔で生きたおやっさん。

私などには想像もつかない、様々な困難があったであろうに、辛い話など、何一つこぼすことはありませんでした。

伝説のレースドライバー、浮谷東次郎さんや、本田宗一郎氏の息子、博俊さん、生沢徹さん等々を親友に持ち、その皆さんと夢のような逸話を私に沢山話してくれました。
その他にも、亜久里さんのお話、エンジンやレースの話、芸能裏話などなど!
当然大人になっていた私も、おやっさんの前ではおとぎ話を聞く子供のようにキラキラした目になっていたに違いありません。

顔はフランス人でも、「ウィ~」しか言えないおやっさん。
焼酎で酔っ払い、カラオケで「座頭市」を熱唱するおやっさん。
心臓が悪いのに、バイアグラもどきを飲んでぶっ倒れたおやっさん。
太平洋の遥か沖合に向かい、私を置いてきぼりにするほどのスピードで海面を疾走する、眩しいほどにかっこいいおやっさん。

どうして、僕はおやっさんに会いに行かなかったんだろう。
心から悔みますが、きっとおやっさんはそんな事気にもせず、天国で飛び回り遊び回っているでしょう。
焼酎飲んで、座頭市歌って。

思い出はとても語り尽せません。
おやっさん、ありがとうね。
またいつか遊びを教えて下さい。

株式会社EMC設計
http://emc-design.jp

2011年03月03日

生きてますよ~!

hiroshiです。

ブログの更新が大変ご無沙汰してしまい、各方面から「生きてるか???」と、ご心配のお声をいただいています。

先のイベント後、大変過密なスケジュールを飛び回って頑張っていますので、いろいろとお待たせしている皆様には、何かとご迷惑をお掛けしていますが、一つ一つを確実に施工して参りますので、今しばらくのご辛抱をお願いいたします。

皆さんにお知らせしたいネタや話題がたっぷりあります!
今後にご期待くださいね(^^)

株式会社EMC設計
http://emc-design.jp