エターナル・サンシャイン
こんばんは、TTpです。本日のエセ映画レビューは
「エターナル・サンシャイン」
あらすじ
特定の記憶だけを消去する治療によって、別れた恋人クレメンタインが自分の記憶を消してしまったと知る主人公ジョエル。頭にきた彼は、自分もクレメンタインの記憶を消そうとするが、治療中によみがえる彼女との思い出が愛おしくなっていく…。
すみません、今回ネタバレ少々含みます。まだ見てなくて内容知りたくない方はご注意ください。
久しぶりに本当に素敵な恋愛映画を見ました。
始まって最初の5分で「これは多分好きな映画」と思い、最後まで見てその感覚は消えなかった。
派手な部分は少ないし、殆どが記憶の中の世界で不思議な映像だらけだし、1度見ただけだとあんまり
理解出来ないかもしれませんが、是非1度は見て欲しい映画です。
何より良いのがジム・キャリー。
「マスク」のコメディー路線印象が強いかもしれないけど、この人ってとても素敵な役者さんだと今回再認識です。
自分や未来に対して自信の持てない、さえない「普通の」中年男を無精髭に皺だらけの顔でとってもカッコよく演じています。
こんなにさえない格好しててもカッコ良いなぁ、と思えるんやから男前なんでしょうね、やっぱり(笑)
そして、「タイタニック」じゃ最高にかわいくない女優No1だと思っていたケイト・ウィンスレット、「スパイダーマン」で最高にブサイクな女優No1だと思っていたキルスティン・ダンストがこれまた良いです。
ケイト・ウィンスレットは髪を色んな色に染める(この色がポイント)自由奔放なアメリカ娘なんですが、
お嬢様役なんかよりずっとこっちの方がかわいいし魅力的。
キルティン・ダンストは「スパイダーマン」のヒロイン役より100倍はチャーミングで切ない役を演じてくれてます。
そして彼女の存在も物語自体に大きな意味を持たせてます。
辛い過去を消せたらどんなに楽だろうと皆思うでしょうが、その過去もあってこそ現在の自分があって
これから先の自分もあるから、やっぱり忘れちゃいけない。
悲しみから逃げるんじゃなくて背負って歩いていかなきゃね☆
恋愛映画なんだけど、そんな人生観まで見た後考えました。
レンタルで見たのですがこれは絶対買います。
ただ日本版画質良くなかったんだなぁ・・・・・・(泣)北米版を購入でしょうね。
そうそう、忘れちゃいけないのが「ロード・オブ・ザ・リング」のイライジャ・ウッド。
超ヤなヤツで出てます。「こいつサイテー」って思うからこの人も演技ウマいんだなぁ。
株式会社EMC設計
http://emc-design.jp
コメント
連日お邪魔しております(^^ゞ
ツボにはまる作品が同じなのは嬉しいですね。
しかも番宣などであおられていた作品でないならなおさらです(笑)。
ジムの抑えた演技の良さが素晴らしいのはもちろんですが、脇を固める出演者が良いですよね。
それと、気が付いたのですが、ジムが駅のホームで走り出すシーン。
彼の走りはあれがデフォルトなんでしょうね。
たのコメディ作品ではオーバーアクションだと思ってましたが、この作品でも駆け出すシーンはその片鱗を見せてくれます(笑)。
顔芸は抑えられても走るシーンは素が出てしまう。これがまた良いんですねえ。
投稿者: nao | 2006年05月31日 10:53
naoさん、こんばんは。
>連日お邪魔しております(^^ゞ
いえいえ、どんどん邪魔してください!(笑)
いつでも大歓迎です。
どうやら「ツボ」は同じようなので、これからも楽しく映画を語って行きましょう♪(私はエセですが・・・(^_^;)
>ジムの抑えた演技の良さが素晴らしいのはもちろんですが、脇を固める出演者が良いですよね。
そう、ジム・キャリーがとっても良いです。コメディー路線な彼も嫌いではないけれど、私はこちらの彼が好きですね。(「トゥルーマンショー」のラストの彼の表情がとても好き)
そして、脇のキルスティン・ダンストが本当にキュートで私は大好きです。
>顔芸は抑えられても走るシーンは素が出てしまう。これがまた良いんですねえ。
あ~、これ気付かなかった(笑)
いつもと一緒だから特に気にしなかったのかも^^;
次見る時確認します!
投稿者: TTp | 2006年05月31日 22:46