ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
こんばんは、TTpです。梅雨がなかなか終わらないうちに台風まで来ているようで。。。
これ読んでいる九州・沖縄地方の方々大丈夫でしょうか。
さて、本日のエセ映画レビューは「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」です。
50年代の有名な歌手・ジョニー・キャッシュの半生のお話しなので全体的に淡々とストーリーが進みます。
売れる前は落ちぶれてて、売れたとたんにヤク中、女遊び・・・そしてそこからの再生、とまさに「王道」(^_^;)
ストーリーはまぁ平均点だけど、ライブシーンとかが良いですね。
ジョニー・キャッシュ役のホアキン・フェニックスとジューン・カーター役のリーズ・ウィザスプーンは吹き替えなしで歌ったそうで、ライブシーンはなかなか良いです。
でもTTp的にはホアキンは歌よりも「ジョニー・キャッシュです」と観客に言う声の低さにゾクゾクでした。
皇帝陛下、以外と声低いや~ん(すみません、どうしても「グラディエーター」のイメージが・・)
そして実はホアキンよりもリーズ・ウィザスプーンの方がびっくり!!
彼女が出てる映画で見たことあるのが「キューティ・ブロンド」だけだったのでどうしても「キュートなオバカちゃん♪」のイメージが強くて。。。。。(いや、好きなんですよ、こーゆータイプ。美人じゃないけど)
この映画の中の彼女はとても強くて信仰や家族を愛する想い、誠実で倫理的な態度などとても尊敬出来る女性です。
アカデミー主演女優賞とっただけのコトあります、本当に。
ジョニーは歌以外はダメでダメでダメな男ですが、ジューンに対する想いだけは本当だった。
そこだけは本当に褒められる部分ですね。(彼女への想い方もかなりダメやし)
あれだけ一人の人間を想っていられるのは凄いです。ある意味ストーカーちっくではありますが。。。。(笑)
そうそう、ライブのシーンも良いけど映画冒頭のジョニーが幼い頃のシーンも良い!。゚+.(・∀・)゚+.゚
小さいジョニー役の子、ホアキンにそっくりです!!よくぞ見つけてきた!って感じ。
ミュージシャンが主人公だから音作りにも拘ってるようで、レンタルDVDにしちゃ良い音でした。
そんな細かいトコも楽しんでみてください。結構オススメでーす。
※ここから少々ネタバレ含みます!
何も知らずに素直に映画を楽しみたい方は読まないでねー。
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と、昨晩までこう思っていたのですがある事実を知ってこの映画の見方が大きく変わってしまいました。
あまりにも変わってしまったので、初めてこんな風に手直しします。
映画好きの皆さんはとっくにご存知かも知れませんがホアキン・フェニックスってリバー・フェニックスの実弟なのですね。
しかもリバーが昏睡している所を発見して911にコールしたのも彼だそうで・・・・
映画の中でもジョニーには兄がいて彼が幼い頃に亡くなってしまうのですが、その部分はホアキン自身の過去と大きくオーバーラップして、ラスト近くのジョニー(ホアキン)のセリフは聞いている方が多分辛くなります。
アカデミー賞をとった純愛映画だと言われてますが、そんな軽い気持ちで見られる映画ではないですね。
そんな気持ちで見ていた自分がとっても情けないです。。。。。反省。。。。
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