ユナイテッド93
こんばんは、TTpです。
本日は9月8日(もう9日ですね)、もうすぐ「9.11」ということで見てまいりました。「ユナイテッド93」
多分世界中の殆どの人が見なくても結末も内容もおおむね把握していることでしょう。
もちろん私も知ってます。5年前のあの日、何があったのか。
この映画の内容自体は「真実」じゃないかも知れないけれど、実際に起こったことを丁寧に追いかけて少しでも「事実」に近づこうとしている姿勢がよくわかります。
その表れのさいたるものがエンドクレジット。管制官達の殆どが「AS HIMSELF」であることです。
関わった当事者が何の考えもなく簡単に映画に出ようとは思わないはず。
この事件を映画にしようと考えた人達の姿勢が彼等を動かしたように思います。
ユナイテッド93の乗客が家族に残したメッセージは殆どが「愛してる」だったのはやはり国民性でしょうね。日本人だったら言えるかどうか。。。「ありがとう」が精一杯かな。
ハイジャックをした犯人も、乗客も皆がそれぞれの神に祈りの言葉を唱える部分などはとても複雑で悲しく涙が出ました。
キリストもムハンマド(モハメッド)も争いを起こしたくて彼等の真理を伝えた訳ではないと。
きっと世界の争いを一番憂いているのは彼等でしょう。
ヒーローは誰もいません。救いもないです。
全編緊張感が続き、心臓の動悸がとまらなかった。
それでも、やっぱり見ておくべきじゃないでしょうか。強くそう思いました。
ただ、ハンディカメラのような映像で手ブレも激しいのでそんな映像が苦手な人は見たら酔ってしまうかもしれません。(私は何とか大丈夫でした)
その点だけご注意を。。。。
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