パッチギ!
こんばんは、TTpです。
本日のエセ映画レビューは「パッチギ!」です。
1960年代の京都を舞台にしたいわゆる「青春映画」なんですが、見てると懐かしくてこそばゆい感じがする映画です。
女の子にモテる為だけに行動する高校生なんて今も昔も全然変わらない。
でも行動自体がとってもストレートで「そりゃヤリすぎ(笑)」なんて思うけどそれが微笑ましいね。
好きな子の為に朝鮮の言葉を勉強したり、聴いた音楽を一生懸命歌ったり。
素直な気持ちが見てて清々しいです。
根底には日本と在日朝鮮の人達との間に「河」がずっと流れていて、舞台が「京都」なのもとっても意味深い・・・・・
ラスト近くでラジオ局のプロデューサー(大友康平)が「イムジン河」を歌わせないようにする上司を
ボコボコにして康介(塩谷 瞬)に歌わせた「イムジン河」を聞くと自然に涙が流れました。
その歌にあわせて鴨川の河原でケンカしているシーンは・・・・井筒さんアンタ凄いねぇ。
マク○スじゃあるまいし、歌で世界は救えないのは判っているけど歌で世界が平和になるような、そんな世界になって欲しいと願ってしまう映画です。
たまにしか出てこないオダギリ・ジョーがなかなか良い味出してます。
どんどん「ヒッピー」になっていく様子がオモロイ(笑)
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