« パッチギ! | メイン | Dolby TrueHD »

ダーク・ウォーター

こんにちは、TTpです。3連休、台風と共に(真面目に)九州より無事戻ってまいりました。
台風と併走したのは初体験(^_^;)
で、無事家に着いて一息入れたのがこの映画。
本日のエセ映画レビューは「ダーク・ウォーター」です。

主演のジェニファー・コネリーはhiroshiさん大ファンだそうですが、私はちょいと好みじゃないなぁ。
(モチロン大変美人なのは認めます!私は「ラビリンス-迷宮-」の時がベスト)
今回のジェニファーは神経質で(ちょっと病的)子供を溺愛する母親を見事に演じています。

原作はご存知、鈴木光司「仄暗い水の底から」の中の1篇「浮遊する水」なので原作読んでる人は世界観なんかは知ってますよね。
舞台はアメリカに変わってるけど何だか全然アメリカぽくなくてじっとりして暗くて雨が降り続ける。
「セブン」を少し思い出しました。
日本からアメリカに変わってるけれど、集合住宅が何となく持っている「怖さ」みたいな部分はじょうずに描けてます。でもこれを「ホラー」として見てはダメな映画だと思います。

見終わっても怖いよー!!!って思いはあんまり無くって正直殆ど怖くない。
私が見てて一番怖かったのは娘がすりかわっているシーンで、あれは正直ゾっとしました。
でも他はねぇ。。。。あんまり「怖い」「ドキドキ」って感じじゃないんですね。
「ホラー」って手法はとってるけど本当は「親子愛」でしょうね。
「ホラー」じゃありえないくらいラストシーンでなかり泣きました。
原作ってあんなオチじゃなかったような・・・・数年前に読んだきりなんで記憶が曖昧。

あんまり怖くないけど悲しい映画です。
でも、もしあなたが集合住宅に住んでたら、これ見た後しばらくは水道のお水を直接口に含む気が失せます。
私?しばらくはお水購入すると思いますねー(^_^;)

ちなみに蛇足ですが「仄暗い~」の中では「海に沈む森」が最高に素晴らしい!
個人的には鈴木光司の作品の中でダントツだと思います。
この短編集は短編集ではありますが、最初から最後まで1冊丸ごと読んで納得出来る短編集です。
読んでなかったら是非読んでみてください。

あれ?映画レビューじゃなくなった・・・・(;・∀・)

株式会社EMC設計
http://emc-design.jp

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.emc-design.jp/mt-tb.cgi/100

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)