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2007年04月30日

硫黄島からの手紙

こんばんは、TTpです。
GWも前半終わります。今年のGWは飛び石でまとまったお休み取れないですよね^^;
そんな時には天気が良くても家でDVD三昧。。。

本日は「硫黄島からの手紙」です。

見終わった最初の感想は多くの意見同様に「何で日本人がこの映画を撮れなかったのか?」
もうその1点につきました。
きっと日本で全く同じ脚本、キャストで作ってもこの映画の持っているものは描けないでしょう。
だって私達日本人が「硫黄島」での戦い自体、知らない。
社会科の教科書に載っていたとしても数行で記述が終わってしまうような扱いしかしてこなかったのですから。

渡辺謙演じる栗林忠道が
「いつの日か君たちのことを祖国を救った英雄と人々が賛美する」(すみません、ウロ覚え・・・)というようなセリフを言っていたのですが、これを聞いてとても恥ずかしくなったのです。
だって、私は彼らの事を何も知りません。
この日本で彼らがどうして死んでいったのか、詳しく知ることが出来たのはアメリカの人たちが作った映画だなんて、恥ずかしいなんてもんじゃないですね。

栗林忠道の魅力は非常に大きく、もちろんこの映画の核になっているのですが、今回一番気に入ったのはたった数カットしか登場していないけれど、西郷(二宮和也)の奥さん花子(裕木奈江)。
最高に印象的で素晴らしかったと思います。
彼女の表情一つ一つがこの時代の庶民の女性を現しています。
西郷夫妻のこのシーン、本当に素晴らしかった。

戦争に対する考え方や、思想などは個々人で違うのでこの映画の感想もまた、解釈の違いによって色んな感想が出てくるでしょう。
私には職業軍人の人たちの考え方は理解出来るけれど、行動においては賛同できません。
庶民の考え方しか出来ませんでした。

皆さんはどんな感想を持ちますか?


株式会社EMC設計
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2007年04月18日

CLICK もしも昨日が選べたら

こんばんは、TTpです。
今日のレビューはA&V好きが見たら「ニヤリ」と思わずしてしまう「CLICK もしも昨日が選べたら」

コンセプトは簡単!万能リモコンで何でも好きにしましょう♪てな具合です。
嫌なコトは早送り、昔の思い出に浸りたい時は巻き戻して見てみよう。
でもこのリモコン凄いんですよ、「メニュー」はもちろんのこと、スクィーズ、2ヶ国語、ピクチャーインピクチャーetc・・・そりゃ多機能です。
おまけに「万能」ですからあんな機能もついてたりします。

このリモコン、欲しいですか?一度手にしたら返品不可なので良く考えてご購入を♪

「アンダーワールド」でおなじみのケイト・ベッキンセールが出てるのですが、いつもの黒レザーぴっちりスーツと違って本当に「普通」の奥様していて、かなり違和感 ^^;
「普通」の格好の方がコスプレしてるみたいに見えるんだよなー。
でも、何よりも違和感感じたのがアダム・サンドラーの両親の若い頃。
特殊メイクで若返ってるのが、「永遠に美しく」のラストシーンを彷彿とさせます(笑)

アダム・サンドラーが主演だし、コメディーなんですがコメディーだからと気軽に考えてるとちょっとヤラれちゃいますよ。
ちなみに私、ヤラれました。^^;
そして今回の邦題「もしも昨日が選べたら」これ、久々に良い邦題やと思いました。
実に逆説的で意味深です。

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2007年04月14日

インサイド・マン

またまたお久しぶりになってしまいました^^;
本日の映画レビューは「インサイド・マン」です。

これほど完璧に面白い映画ってなかなかお目にかかれません!
デンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェン、ジョディ・フォスター、一人でそれぞれ映画が一本撮れるほどの役者が3人も出ているだけでも凄いのに、映画が始まってすぐからグイグイ引き込まれてしまいます。

役者の演技力もさることながらやっぱりストーリー展開、脚本の素晴らしさ!
銀行強盗がメインの所謂クライムムービーですが全く血なまぐさくなく、刑事のデンゼル・ワシントンと犯人のクライブ・オーウェンの間には何となくルパンと銭形警部を彷彿とさせて、微笑ましい(笑)
ジョディ・フォスターも「フライト・プラン」の時よか数倍知的でカッコ良くて素敵です。

彼らは何故白昼堂々と銀行強盗に入ったのか?
目的は何なのか?何故女性弁護士が出てくるのか?

謎はたくさんあるのですが、ラストまでちゃんと見ると全てがスッキリ!
ただ一瞬でも目を離してはダメですよ!!!

この映画、かなりオススメです!!!!!

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