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硫黄島からの手紙

こんばんは、TTpです。
GWも前半終わります。今年のGWは飛び石でまとまったお休み取れないですよね^^;
そんな時には天気が良くても家でDVD三昧。。。

本日は「硫黄島からの手紙」です。

見終わった最初の感想は多くの意見同様に「何で日本人がこの映画を撮れなかったのか?」
もうその1点につきました。
きっと日本で全く同じ脚本、キャストで作ってもこの映画の持っているものは描けないでしょう。
だって私達日本人が「硫黄島」での戦い自体、知らない。
社会科の教科書に載っていたとしても数行で記述が終わってしまうような扱いしかしてこなかったのですから。

渡辺謙演じる栗林忠道が
「いつの日か君たちのことを祖国を救った英雄と人々が賛美する」(すみません、ウロ覚え・・・)というようなセリフを言っていたのですが、これを聞いてとても恥ずかしくなったのです。
だって、私は彼らの事を何も知りません。
この日本で彼らがどうして死んでいったのか、詳しく知ることが出来たのはアメリカの人たちが作った映画だなんて、恥ずかしいなんてもんじゃないですね。

栗林忠道の魅力は非常に大きく、もちろんこの映画の核になっているのですが、今回一番気に入ったのはたった数カットしか登場していないけれど、西郷(二宮和也)の奥さん花子(裕木奈江)。
最高に印象的で素晴らしかったと思います。
彼女の表情一つ一つがこの時代の庶民の女性を現しています。
西郷夫妻のこのシーン、本当に素晴らしかった。

戦争に対する考え方や、思想などは個々人で違うのでこの映画の感想もまた、解釈の違いによって色んな感想が出てくるでしょう。
私には職業軍人の人たちの考え方は理解出来るけれど、行動においては賛同できません。
庶民の考え方しか出来ませんでした。

皆さんはどんな感想を持ちますか?


株式会社EMC設計
http://emc-design.jp


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